はじめに



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何のためのセキュリティか


よく人は「自分は盗まれそうな物なんてなんにも持っていない」というが、だれでも何か大切にしたいものは持っているはずである。

家族の記念の品、写真、装飾品などは商業的な価値はないかもしれないが、その人にとっては金銭に換えられないほどの大切な品物である。

これらも、ドロボーに盗まれないかもしれないが、壊されるという可能性はある。

  そうなれば不愉快ではないですか。

生活はどれだけ質素でも、自分自身、自分の家族と子供の安全という、財産よりもはるかに大切なものもまた、あなたは守ろうとしています。


増加する犯罪件数・減少する犯罪検挙率


平成13年の犯罪認知件数は、約358万1500件で戦後最悪を6年連続で更新しました。

一方、犯罪検挙率は19.8%と前年比3.8ポイント減でこれまた戦後最悪となりました。

刑法犯全体の約86%をしめる窃盗の検挙率は15.7%で特に低いのが現状です。


平成20年上半期の住宅における侵入盗で、愛知県は全国ワースト1位です。
その内訳は、空き巣がワースト5位、居空き、忍び込みはそれぞれワースト1位です。

日本の犯罪検挙率は米、仏、英、独の欧米先進国と比べても最低です。


 
日本は急増する犯罪に、捜査が追いついていません。


これからますます自分の身は自分で守る時代になっています。

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