ピッキング以外にも (その他)


勝手口からの侵入


ドアノブの中にカギが入っている円筒錠は、勝手口に使われていることが多いですが、このドアノブはプライヤーなどでひねるか、衝撃を加えると開いてしまいます。

対策としては、頑丈なものに交換するか、補助錠を取り付けることをおすすめします。

 


  屋内からもカギで施錠できるKABA4600-F(下の写真)

  サムターン回しによる解錠を防ぐことができます。

KABA4500 外側
外側
KABA4500 内側
内側
  
窓からの侵入

カギ付きのクレセント錠

 一戸建てで最も多いのが窓からの侵入です。

サッシのカギ(クレセント錠)は強度があまり強くないので、サッシにバールなどで力を加えれば、開けることができます。

クレセント錠のまわりのガラスを割って、外から開けることも可能です。

ワイヤー入りのガラスや、合わせガラスは、災害などでガラスが飛び散るのを防ぐためのものであり、防犯上はあまり意味がありません。

最近は防犯ガラスというものもあり、ガラスとガラスのあいだに強固な樹脂をはさみ、打ち破りに強いガラスです。
まだ金額が高く、普及していません。


対策としては、クレセント錠をカギ付きのものに交換する、サッシの上または下に補助錠を付ける、クレセント錠のまわりのガラスに防犯フィルムを貼る、などがあります。

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